SSブログ

コアコンピタンス? 【会社の宿題】

会社から宿題。
『会社のコアコンピタンスは何か?これからの柱となるモノ(ビジネスモデル等)を提言せよ』...
ネットで調べてみると『コア(core)は「芯」とか「核心」といった意味で、コンピタンス(competance)は「能力」「適正」「資産」といった意味』らしい。以降もネット検索から(勝手にコピペしてます)。

とりあえず宿題はさておき(笑)、”クロベブログ”のコアコンピタンスは何かしらん?
う~ん、初心者向けバルサHLG入門機の公開とか、初心者が参加しやすい競技会(宮代杯)の開催?
何となく目指しているのは「敷居を下げた、間口を広げた、FF入門者に向けた方向での何か」かナ?

コアコンピタンスとは、顧客に自社ならではの利益(価値)をもたらすことのできる、他者が簡単にマネできないような独自の技術、スキル、ノウハウの組み合わせで構築される中核となる競争力のことです。競争優位性の源泉となるため、経営戦略構築には欠かせない要素となっています。

コアコンピタンスの具体例として「ホンダのエンジン技術」、「ソニーの小型化技術」、「シャープの液晶技術」がよく紹介されますが、これらのような製品技術だけがコアコンピタンスというわけではありません。業務プロセス、組織力、人材力あるいはビジネスモデルでもコアコンピタンスと成りえるのです。

例えばデルコンピューターのコアコンピタンスは製品技術ではなく、顧客のニーズに応じて製品を供給する「デル・モデル」と呼ばれるビジネスモデルにあります。
また、トヨタ自動車のコアコンピタンスも「カンバンシステム」に代表される生産プロセスにあります。

<コアコンピタンスの要件>
他社が模倣しにくい独自の能力がすべてコア・コンピタンスというわけではありません。いくら優れた能力であっても、それが顧客価値(顧客が認める価値)を創出するものでなければコアコンピタンスとはいえません。
例えばソニーの小型化技術は、AV機器の携帯性という新しい顧客価値を、シャープの液晶技術は省電、省スペースという顧客価値を生み出しました。

また、特定の事業や製品・サービスにしか利用できない技術・ノウハウもコアコンピタンスとはいえません。その他の事業にも活用できる展開力を有していることが必要です。
ソニーの小型化技術は、トランジスターラジオからはじまり、ウォークマン、ハンディーカム、PSPへと展開されています。
シャープの液晶技術も電卓からはじまり液晶ディスプレイ、ビューカム、ザウルス、アクオスへと進化を続けています。
このようにコアコンピタンスは他社が模倣しにくいことに加えて、顧客価値を創出すること、および展開力を有していることも必要です。

 コアコンピタンスの要件:
 ・競争相手にマネされにくい
 ・顧客価値(顧客が認める価値)を創出する
 ・展開力がある

<コアコンピタンスと事業ドメイン(事業領域)の関係>
コアコンピタンスは適合した事業ドメインで発揮してこそコアコンピタンスになりえます。
例えばソニーの小型化技術は情報機器やAV機器の領域では強力なコアコンピタンスとなりますが、冷蔵庫や洗濯機のような白物家電市場ではほとんど価値がありません。
コアコンピタンスと事業ドメインは表裏一体の関係にあります。


タグ:その他
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。